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2001maine 07/29
 ノースウェスト航空NORTHWEST AIRLINESボーイング747は定刻より少し遅れて成田を離陸。ニューヨークNew Yorkまでは12時間の長旅となる。それにしてもNW航空は機内設備が貧弱。エコノミーの座席は狭く、スクリーンは遙かかなた。映画の日本語音声付き上映は1本だけ(帰りは2本)。しかも台風6号通過の影響か、食事の配膳を一時中止するほどのひどい揺れだった。

 それでも予定飛行時間どおりの順調なフライトで……出発が遅れた分、到着も遅れたが……ニューヨークJFK空港に16時過ぎに到着。タクシーでニューヨークでの宿泊先、あこがれのグラマシーパークホテルGramercy Park Hotelに向かう。以前雑誌で見掛けて、ニューヨークに行くなら絶対にここと決めていたホテルだ。

 マンハッタンには、セントラル・パークCentral Parkを始めとして、有名な公園が幾つもある。しかしホテルに隣接するグラマシー・パークGramercy Parkはその中で唯一のプライベートパークだ。プライベートパークとは会員制の公園の事で、入り口には常に鍵がかかっている。利用できるのは公園に面している建物の居住者(雑誌の話だとジュリア・ロバーツも住んでいるらしい)、そしてグラマシー・パーク・ホテルの宿泊者だけだ。

 しかし公園を利用することができるステータスだけがこのホテルの魅力ではない。ヨーロッパ調の格式あるスタイルは見せかけだけの物ではなくそこには確かな伝統がある。併設のバーでは毎夜ベーブ・ルースが酔い潰れていたそうだ。それでいて一泊180ドルからと、ニューヨークの高級ホテルに比べると割安な点も魅力。車はトンネルをくぐりマンハッタン島へ入った。程なくしてホテルにも到着。こぢんまりとしたフロントにイメージどおりの落ち着いた内装。あこがれのホテルは静かに迎えてくれた。

 チェックインを済ませ、部屋に入る。奮発して(と言っても220ドル)スイートルームを予約しただけあって、10階の、そしてねらいどおり公園に面した部屋となった。バス通りから一つ外れているためか、窓を開けても意外と静か。もちろん眼下にはビルに囲まれた小さな公園が見渡せる。

 近所のロティサリーチキン屋で簡単に夕食を済ませ、早々にホテルに戻りシャワーを浴びる。清潔ではあるが、伝統に比例して設備も古い。蛇口の締まりが悪いし適温のお湯が出てくるまで時間が掛かる。余談であるが、石けん以外のアメニティ類は置いていないためシャンプーは用意する必要がある。ドライヤーも無い。まあこの辺りは伝統と、最近流行の「地球にやさしく」だと思えば問題ないが、足拭きマットが無かったのは減点。

 テレビで本家本元のミリオネアーを見たりしながら今日は早めの就寝。


07/29 end


2009年4月記
 2006年、グラマシーパークホテルは大改装され、“デザイナーズホテル”と呼ばれるカテゴリーの“超セレブ”なホテルになってしまいました。ホームページから垣間見るゴージャスぶりに、もう口あんぐりです。試しに6月のある平日を検索してみたら、一番安い部屋で495ドル(税別)、スイートと名の付く部屋は925ドルからとなっていました。もう二度と泊まれないなあ……。

Photo
ノースウェスト航空 ボーイング747puffin ノースウェスト航空 ボーイング747
お決まりの写真です。アメリカに行くならボーイング777のアメリカン航空の方がおすすめです。
NYFDの消防車puffin NYFDの消防車
ちっちゃな消防車。
消防車といえば、映画「バックドラフト」。良かったです。
グラマシーパークpuffin グラマシーパーク
ホテルの窓から見えるグラマシーパーク。
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