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1998scotland 05/12
 人生最大のステージ、結婚式もなんとか無事に終わり、新婚旅行に出発。目的地はスコットランドScotlandの離れ小島、セントキルダ島St.Kilda。英国航空のボーイング747は昼前に成田を離陸。ロンドンLondon、ヒースロー空港までは12時間の旅。とりあえず「寝るんだ、眠れ、眠れ」と自分に言い聞かせたが気持ちが高揚して寝付けない。下界は曇って何も見えない。ワインを飲んで気持ち悪くなった頃、やっとロンドンに到着した。

 現地時間はまだ午後の4時。ここで飛行機を乗り換えてスコットランドの商業都市、グラスゴーGlasgowへ向かう。午後6時発、英国航空のボーイング757。機内食が出たけど気持ち悪くてほとんど食べられない。

 グラスゴーは晴れ。風が少し冷たい。今日の宿泊は、空港からほど近いグリンヒルホテルGrynhill Hotel。宿まではタクシーで向かうことにするが、期待していたロンドンタクシーはほとんど見あたらない。なぜかハッチバックスタイルの普通の乗用車が多い。

 今年25周年を迎えるホテルは煉瓦造りの美しい建物。レストランとバーを併設している。バーでは大勢の人が飲んだくれている。もう夜8時を過ぎているが、日が長いため、昼間と変わらない明るさ。そのためなんだかみんな昼間っから飲んだくれている雰囲気。

 食欲は全く無いが、とりあえず何か食べておこうと思いレストランに入る。スパゲティだけを注文。「てめーら本当にそれだけか?肉や魚は食わないのか?」といった感じでウエイターが渋い顔をしている。出てきたスパゲティは人生最悪の味だった。まるで1時間も茹でていたような伸びきった麺が「つゆだく」状態で盛られている。ある意味期待通り (イギリスの食事は不味い) で感動した。

 夜9時を過ぎてもまだ明るい。朝6時に家を出てから24時間昼が続いている。日没を確認しないまま眠りについた。


05/12 end


Photo
和風な?飛行機puffin 和風な?飛行機
中国人デザイナーの作品らしい。でも機内では中近東風の音楽が流れていました。
Grynhill Hotelpuffin Grynhill Hotel
ビジネスホテルらしい。対応は申し分ないし建物も可愛いので合格。でも食事は?
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